パーマをかけた当日はシャンプーを控えるべき?お湯シャンならOK?
パーマを掛けたら1日でも長くキレイなウェーブをキープしたいですよね。
パーマのよくある疑問として、
「パーマを掛けた当日はシャンプーしても大丈夫なのか?」
- 当日にシャンプーしてもパーマが取れないか心配
- パーマ当日はお湯シャンだけにしておくべき?
- がっつりシャンプーしてもOKなの?
恐らくこういった疑問があるのではないでしょうか?
結論からお伝えするとパーマをかけた当日はシャンプーは控えるべきです。出来るならお湯シャンや水洗いも控えた方が良いです。
今回はパーマをかけた当日に洗髪しない方が良い理由と、パーマを長持ちさせる方法やパーマのアフターケアについてご紹介していきます。
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この記事の目次
パーマ当日に洗髪しない方が良い理由
美容院でパーマを掛けた直後というのはまだパーマヘアが定着しておらず非常に不安定な状態です。
パーマをかけた直後にヘアスタイルが完璧に仕上がっているわけではなく、美容院を出てから空気中の酸素と髪が触れ合う事でパーマが固定されて馴染んでいく仕組みなのです。
パーマをかけた当日はこの不安定な状態が一日中続きます。
ですので当日にシャンプーや洗髪をしてしまうと、パーマが崩れる恐れがあります。
ですのでパーマを長持ちさせる為にはパーマをかけた当日はシャンプーを控えるべきです。
お湯シャンや水洗いはOK?
出来ることならパーマをかけた当日はお湯シャンや水洗いも控える事をオススメします。
お湯(水)はせっかくパーマをウェーブをといてしまう作用があります。
例えば寝癖がひどい時に、水で寝癖を整えるとことってありますよね。
水で濡らすことで、髪の毛のクセが元の状態に戻ってしまいます。
お湯シャンでは、それと同等の現象が起こってしまい、当日のお湯シャンはパーマが取れてしまう可能性があります。
恐らく男性でも女性でも美容師さんに、スタイリング剤を付けられてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか?
なんだか断りにくいし言われるがままって人もいますよね。
でもパーマを長持ちさせたいなら当日にスタイリング剤を付けてもらう事も控えるべきです。
なぜならワックスやムースなどのスタイリング剤を付けてしまったら無条件で髪を洗わなければいけないからです。
ですので事前にパーマ施術後は仕上げにスタイリング剤を付けてもらうのは辞めた方が良いでしょう。
スタイリング剤を付けなければその日に洗髪する事は回避出来ます。
お湯シャンもしないなんて気持ち悪いという人もいるかもしれません。
しかし美容院では、パーマ液を洗い流す際に必ずシャンプーはします。
お昼過ぎにパーマの予約をしておけば、ちょうど夜ごろに施術が終わるので、帰宅してシャンプーする必要もありません。
パーマを長持ちさせる為にはパーマ当日は洗髪しない事が1番です。
理想のパーマを1日でも長くキープする為には1番の策になります。
もし万が一、パーマ当日に大事な予定を入れていてスタイリング剤を付けなければいけない人は、お湯シャンだけにしておきましょう。
お湯シャンだけでもスタイリング剤の7〜8割程度は洗い流す事が可能です。
洗い上がりが気持ち悪いと思うかもしれませんが嫌なべっとり感はほとんどなくなります(スタイリング剤の強度にもよりますが)
それといないとは思いますが当日のブラッシングもまだパーマの状態が不安定なのでNGです。笑
パーマを長持ちさせる方法は?
パーマをひっぱらない
髪を結んだり乾かしたりしている時に、パーマ部分を引っ張る行為は、パーマがダレる大きな原因の1つです。
ですのでむやみに引っ張ったりしないように注意が必要です。
女性の人は髪を引っ張るクセがある人もいるので、意識して引っ張らなければパーマが長続きするので気にかけてみて下さい。
ドライヤーの乾かし方に気をつける
パーマヘアはデリケートです。乾かす際に無理やりねじったり、パーマをもっとも強く出そうとするのはかえって逆効果になります。
あくまでパーマ本来のウェーブを活かすように自然に乾かしていくことがポイントです。
長さ別のパーマの乾かし方の動画を貼っておきますね。
ミディアム〜ロング編
ボブ編
ブローは最初に温風で乾かした後に冷風で仕上げる事をおすすめです。
最後に冷風で乾かす事で髪のキューティクルが閉じてツヤが生まれます♪
ちなみにおすすめのドライヤーですが、最近はナノイーやマイナスイオンなどの機能をうたっているドライヤーも沢山ありますが、基本的に1200w以上の風力の強いドライヤーを選びましょう。
特に女性の場合は髪が長いので、これ以下のワット数ですと乾かすのが大変です。
ワット数が低くても温度が高いドライヤーもあります。これは髪のダメージの原因となってしまいますので、なるべく1200w以上の風量の強いドライヤーを選びましょう。
実は美容院のドライヤーというのはハイパワーの1500w以上のドライヤーもあります。私もサロンを経営していますが恐らく美容院で1500w以下のドライヤーだとお店が回りません。笑
パーマを巻かれた通りにセットする
これも大切な事ですが、パーマは必ず巻かれたとおりに毎回セットする事で長持ちします。
もちろんパーマをかけた当日以外は、スタイリング剤を使うことはOKです。
パーマヘアのヘアセットのおすすめは、パーマをかけてくれた美容師さんに、パーマヘアのセットの仕方を教えてもらう事が1番ベストです。
慣れていないパーマヘアの場合、いつもの髪型よりもセットが特殊になります。
ですのでどんなヘアセットをするべきなのか、美容師さんにアドバイスを求めるのが1番のおすすめです。
【重要】どんなパーマも髪は痛みます
パーマをかけると必ず髪にダメージは残ります。そしてそのダメージが回復する事はありません。なぜなら髪は死滅細胞だからです。
髪が映えた時点で既に髪は死滅している為、そこから痛む事はあっても修復する事はないのです。
よくトリートメントなどは髪が蘇るようなイメージですがあれは髪のキューティクルを保護したりシリコンで覆ったりしているだけで髪自体は回復はしていません。
ですのでパーマに限らずですがヘアカラーも縮毛矯正も髪を健康に保つ為には、いかに早くダメージを無くすかを考えていかなければいけません。
▼こちらの記事でパーマヘアにおすすめのシャンプーを特集しています。
絶対NGなシャンプーは石鹸由来のシャンプー
注意しておかなければいけないのは石鹸由来のシャンプーは髪に深刻なダメージを与える場合があります。特に石鹸の中でもアルカリ性の石鹸由来のシャンプーはNGです。
アルカリ自体が髪にとって良いとは言えません。髪は弱酸性が健康的な髪の状態ですので髪がアルカリ性の状態になる事はキューティクルが開いてしまいきしみやダメージの原因となってしまいます。
ですのでパーマをかけた後のシャンプーで石鹸由来のシャンプーは使わない事をおすすめします。
もしパーマをかけていつもアルカリ性の石鹸由来のシャンプーを使っているのであればシャンプーを見直したほうがいいかもしれません。
恐らくこういった人は髪が健康な状態だったと言えます。髪が健康な人はたとえアルカリ性のシャンプーを使ったとしてもキューティクルが開かない人もいます。
ところがパーマ液で強制的にキューティクルを開いたあとは別の話しになります。
ですのでご不安な人は石鹸由来のシャンプーは控えるべきです。
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まとめ
今回はパーマをかけた当日にシャンプーはするのはOKなのかについて解説してきました。
結論はパーマをかけた当日の洗髪は控える事が1番ベストです。たとえお湯シャンであっても控えた方が良いでしょう。
そしてパーマをかける以上、髪には必ずダメージを与えますのでいかにこのダメージを残さないかが綺麗なスタイリングと髪の毛をキープする為に重要になってきます。
今回の記事がご参考になればとてもうれしいです。